A.A(44歳、不妊治療)
私が小松先生の門を叩いたのは43歳の9月、不妊治療始めてすぐの時でした。 42歳で結婚し、翌年43歳の夏に不妊治療を開始しました。
年齢的にもう無理だろうと半ばあきらめていましたが、それでも主人はあきらめたくない、 1年~2年やれるだけのことをやってダメならその時はあきらめようと言ってくれたので、 あきらめる前にとにかくできること全てをやろうと決意し、不妊に良いとされる鍼灸院を ネットで探していたところ、小松先生のホームページに行き当たりました。不妊カウンセラーを されていて、しかも患者さんの多くのコメントを読むにつけ、「ここだ!ここしかない!」と すぐさま予約の電話をしたのを覚えています。
鍼は初めてだったので緊張もしましたが、小松先生と奥様の朗らかで暖かい雰囲気に初日だと いうのに堰を切ったように私は自分をさらけ出し、今までの人生話など全て打ち明けました。 それだけ信頼できるオーラをお二人はお持ちだったのです。
伺った日は暑い日で、汗ばむくらいの気温だったのですが、先生にお腹が冷えているからまず 腹巻をするようにしてくださいと言われました。
こんなに暑いのにお腹が冷えている!?と思い、触ってみると確かにお腹はひんやりとしていて びっくりしました。すぐさま腹巻を購入し、毎日するようにしました。 毎週通うようになり、2か月くらいが経った時、体外受精の胚盤胞移植をすることになり、移植 したその日にその足で鍼施術に来てくださいと言われ、何時になるかもわからない状態だった のにもかかわらず何時でも結構ですからと言ってくださり、とても心強く思いました。そして この時の受精が見事成功し妊娠に至ったのです!
私はひとえに先生の鍼施術があったからこそ成功したと信じています。
そして44歳の現在の私は妊娠10か月め、臨月です。予定まであと3週間を切り、もうすぐ 愛おしい我が子に会えるのを楽しみにしています。 妊娠期間中も、妊娠に関することだけではなく、ありとあらゆる身体の不調に対応していただき、 本当に本当に感謝しています。
先生の素晴らしいところは、「ここが痛い、ここが不調」と明確に言わなくとも、「この辺に不調が 出ていますよね」と、まるで魔法のように的確に不調部分を見つけて治療してくださることです。 おかげさまで、最初の頃は不妊治療のことだけに没頭するのではなく、まず全身の不調を整える ことに集中し、常に前向きでいることができました。 坐骨神経痛、腱鞘炎、頭痛、肩凝りといった不調が出ても、週に一度の鍼灸で治してもらえるという 安心感があり本当に心強かったです。
また、先生ご夫妻とのトークも毎回とても楽しみで、毎週の施術が楽しみでなりませんでした。 妊娠17週頃から32週までの間はいったん鍼灸はお休みになるのですが、なんだか寂しく感じ ました。とは言っても、私の場合32週を待たずに持病の坐骨神経痛がお腹のせり出しにより ひどくなり、まともに歩けなくなって助けを求め駆け込んだのですが、もちろんすぐに治して くださり、通常の生活に戻ることができました。
また、私には双子の姉がおり、彼女のことも度々話題にのぼっていたのですが、ある日仕事や日常の ストレスから彼女の体調が今までにないくらい不調になりました。その話を先生にしたところ、まだ 診たことのない彼女の不調を親身になって、氏名や口腔内の写真を通して一生懸命探してくださり、 ストレスが厳密に何からくるものなのかを的確に当て、姉も驚き感動していました。 その後、姉も実際に診ていただいたところ、身体がとても軽くなったと言っていました。それだけでなく、 身体に合わない食べ物や生活習慣なども示唆していただき、今後も不調があるときには家族でお世話に なることと思います。
出産をもうじきに控え、先生の施術は終わりに近づきましたが、子育ての最中にも必ず心身ともに不調や 疲れが出てきます。でも、その時は先生に頼ろう!という心の支えがあり不安は全くありません。 私にとっては家族のような、そんな温かな存在のお二人なのです。 先生ご夫妻に出会えたこと、それは私にとって人生で一番の宝物であり、どんなかかりつけ医を持つよりも 心強いものなのです。
先生のおかげで我が子を授かることができ、感謝してもしきれません。 本当に本当にありがとうございました。