いまは不妊治療も鍼灸もあるので妊娠を諦めない

お灸で体を温めたり、鍼灸で血流の流れをスムーズにしたり、普通の生活の中でもしっかりと根付いている鍼灸院ですが、最近の晩婚化や晩産化の流れで不妊治療を行う女性が、不妊治療と一緒に鍼灸院に通うことが増えているそうです。

「女性のカラダは冷やしてはダメ」ということはよく言われること。
それほど女性で冷えに悩んでいる人は多く、ちょっとしたことで冷え性になってしまうというものなのです。
生活改善だけではなかなか冷え性から抜け出せないという女性にオススメなのが、鍼灸院です。
冷え性を治せば不妊治療の成功率も上がっていくというふうに考えるのも、ある意味当然かもしれません。

晩婚化はここ10年で急速に進んでいます、赤ちゃんを産む年齢というのが20代から30代へと移ってきているのです。
いまの女性のお母さんの世代に比べるとその変化は明白です。
もちろん、学歴が高く仕事もバリバリするようになっていると考えることも出来ます。

女性は結婚して専業主婦になる、子育てに手がかからなくなるとパートやアルバイトをするという生活から、結婚しても働き続けキャリアアップを目指すというスタイルになってきているのです。

しかし、そういったライフスタイルの変化が不妊体質の温床になっているのは間違いがありません。
赤ちゃんを産むのに丁度いい年齢の頃を仕事をすることで過ごし、成長ホルモンが減り始めてから子どもを欲しいと思うののですから、ある意味当然なのです。

しかし、もう後戻りは出来ません、ライフスタイルを元に戻すのは時間が掛かりますし、すでに30歳になっている人にとっては10年後のことなどどうでもいいことだからです。
子どもはもっと後でいいと思っていた人も、若い頃から子どもが欲しいと思っていた人も、妊娠を諦める必要はありません。

いまは不妊治療も鍼灸もあります、最新の医療と古くからある鍼灸を一緒にするのは変な感じがしますが、効果があるものはなんでも試すというのも大切なことなのです。