内臓型の冷え性を鍼灸で改善し不妊に対抗する

夏でもカラダに冷えを感じる人はいます。
夏でもカラダが冷えると感じるなら、内蔵型の冷え性を疑ったほうがいいかもしれません。

内臓が冷えるというのは、血流が悪く内臓に必要な血液がおくられていないということなのです。
触ってみてお腹が冷たいということはありませんか、夏にそんなことになっていれば、内臓型の冷え性なのかもしれません。

冷え性というと手足が冷たいものと考えがちですが、内蔵型の冷え性は隠れ冷え性といわれ、実際に冷え性であることに気が付いていない人もたくさんいます。
子どもが欲しいと思ってもなかなか妊娠しない人、不妊治療を受けていても人工授精がなかなか成功しない人などは内臓型の冷え性を疑ったほうがいいかもしれません。

問題なのは、内蔵型の冷え性はなかなか基礎体温などにあらわれてこないことです。
普通の体温なので、内臓が冷えているかどうかは分からないのです。

ですから、不妊治療などで、一生懸命、基礎体温をはかっていてもそれだけでは内臓型冷え性に気付くことはありません。
また、内臓が冷えているだけで手足はあたたかいと感じる場合があるのです。

内臓が冷えていると便秘や下痢を繰り返したり、胃腸の調子が一定しないという場合があります。
アレルギー体質や疲れやすさという体質というときには、内臓型の冷え性でないかという疑いをもったほうがいいのです。

そういった冷え性の場合は、薬を飲んで治したりするより、自分のカラダの本来の力を取り戻す鍼灸がいいと言われています。
カラダをあたため、血流をよくするという効果が鍼灸にはあるからです。

自覚症状がない内臓型の冷え性を悪化させないためにも、不妊治療を行っている場合は、是非、一度鍼灸院で症状を見てもらったほうがいいでしょう。
赤ちゃんは女性のカラダ作りからがとても大切で、「仲良し」をタイミングに合わせて行えばいいというワケではないのです。

鍼灸は優しく体質改善を行える治療方法なのです。